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実録[大人の妊活]シリアス白書(週刊SPA11月6日号) 2012.11掲載

実録[大人の妊活]シリアス白書(週刊SPA11月6日号) 2012.11掲載

男性不妊のスペシャリストが語る
”男性の妊活”で必ずすべきことは?

 晩婚化が進み、妊活の必要性が謳われるようになった昨今。Q5では「つくろうと思えばいつでもできると思っていたから」が男女ともにダントツの1位という結果に。前出の辻祐治院長はいう。
 「30歳を超えて『いつでもできる』と思っているのが大間違い。自然妊娠を目指すならセックスは最低でも週2回。それを半年間キープして兆候が見えられなければ即刻治療をスタートすべきです。晩婚化し、性交渉の回数も減少するなか、簡単には妊娠できないということを認識しましょう」
 前出の宋さんと同じく、指標はやはり半年間。そして、辻院長がもう一つ指摘するのは精子の質だ。
 「子づくりをするときに、禁欲して何日も精子を貯めるのは倉庫に不良在庫を抱えるようなもので、まったく意味がありません。精子はたとえ数が少なくても元気な方がいいので、どんどん出して新鮮な精子を生産させる必要があります。なお、精子は熱に弱いので、サウナや半身浴、ノートパソコンの膝置きは厳禁です」
 しかし、たとえ精子の質が悪くても、現在は医学の力でかなり改善できるとか。
 「無精子症は今、100人に1人の割合だと言われていますし、間違ったオナニーをしてきたがために膣内射精障害という病気になる人も。その場合、自然妊娠は不可能です。また加齢に伴って精子の運動率生存率は下がり、さらには奇形精子も増えていきます。ただし、今ではホルモン治療で精子の成長を促進させることもできますし、昔と比べてまったく打つ手がないわけではありません」
 医学の進歩により希望の光りが見えてきた妊活ライフ。そんな妊活における一番の負担を尋ねたQ6では、男性の1位は「金銭的不安」で、女性の1位は「結果が出ないことへのイラ立ち」と、その違いが浮き彫りに。高額治療に先に音を上げるのは男のほうか……。
 「2年間、奥さんにだけ治療を任せて結果が出ず、いざ調べてみたら旦那の精子に異常があったケースもありました。不妊治療は年齢との戦いなので、なにより妊活は夫婦同時にスタートすること。そうすることで、おのずと金銭的ロスも少なくなります。私のクリニックでも結婚前に自分の精子が大丈夫かブライダルチェックに来る男性が増えました。それに、もし原因が男性にあっとしても、女性に比べて治療費用は安く済みます。加えて、いつまでも治療を続けるのか、できなかった場合どうするのか、将来について夫婦で話し合うことも大切です」
 油断大敵。「自分は大丈夫」という根拠のない自身を捨て、一刻も早く自分の精子のチェックを。男に妊活はそこから始まるのだ。

男の妊活3か条

週2x半年間の性生活を指標とすべし
新鮮な精子を生産する努力をすべし
妊活は夫婦同時にスタートすべし

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