下部尿管結石の診断に経直腸超音波検査が極めて有用であることを報告した当院からの論文がInternational Urology and Nephrologyに掲載されました(Transrectal ultrasonography provides enhanced detection of distal ureteral stones compared to conventional imaging modalities. https://doi.org/10.1007/s11255-026-05131-2)。
下部尿管結石が疑われ、腹部単純レントゲン撮影(KUB)、排泄性腎盂造影(IVU)、腹部超音波検査、経直腸超音波検査を行った215人について調べました。結石であった186人のうち腹部単純レントゲン撮影で診断できたのは138人(74%)、排泄性腎盂造影では148人(80%)、腹部超音波検査では129人(69%)でしたが、経直腸超音波検査では 184人(99%)でした。尿管の下から5cmの範囲にある結石の診断に経直腸超音波検査は極めて有用です。
経直腸超音波検査は当院の特色として誇る技術の一つです。男性不妊症では下部精路の通過障害が原因になっていることがしばしばありますが、当院では経直腸超音波検査により、初診時に下部精路(精管膨大部-精嚢-射精管)の詳細な評価が可能です。精路に問題が隠れていたり、見落とされていたりするかも知れません。不妊治療がうまくいかないときはご相談ください。
2026-05-19
下部尿管結石の診断には経直腸超音波検査が極めて有用です
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