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夕刊フジ

■ EDなんかブッ飛ばせ(夕刊フジ 2011年2月16日掲載)

過度のストレスからくる男の更年期 チェックシートで「危険度」診断を!

 仕事一筋で、疲れ気味のサラリーマンに忍び寄る影がある。男性更年期障害だ。ED(勃起不全)はもとより、動悸やめまい、頭痛、不眠などの自律神経失調症状や、うつ状態、やる気の減退といったさまざまな不調に結びつく。すぐわかるチェックシートで「危険度」を診断してみよう。

 女性の更年期障害は、閉経前後の女性ホルモンの低下によって引き起こされる。

 対する男性の更年期障害は、男性ホルモンの低下に個人差があるためわかりにくい。しかも、男性ホルモンの低下にだけでなく、生活習慣病による動脈硬化の進行やうつ病など、複数の因子が絡み合っているため、一般の医師では診断が難しいといわれている。

 「複合的な要因の中でも、過度なストレスは男性更年期障害に結びつきやすい。意に反する仕事を我慢して続け、いつもイライラし、生活も不規則という「会社人間」の方は、男性更年期障害になりやすいかもしれません」

 こう指摘するのは東京・恵比寿つじクリニックの辻祐治院長だ。

 男性更年期障害で真っ先に自覚できるのがED。勃起するには、副交感神経が優位な状態で平滑筋が緩み、陰茎海綿体に血液が流れ込まなければならない。それが、仕事などで四六時中イライラしていると、平滑筋は緩みにくくなってしまうのだ。

 「交感神経が優位な状態が続くと、男性ホルモンの分泌も悪くなります。すると、筋肉は落ちて脂肪がつきやすくなり、メタボな体形にもなりやすい」

 こう話す辻院長によれば、別表のチェックで思い当たる項目が多ければ多いほど、すでに男性更年期障害に陥っているという。

 中でも「夕食後のうたた寝」体力低下のサインで、男性の生理機能としての「朝勃ち」も失われていれば、一度医療機関を受診するのがベストという。

 とはいえ、山積みの仕事を片付けるには、会社人間にならざるをえない。男性更年期障害の予防のため、疲れ切った体に鞭打ってストレス発散をするといっても時間は限られている。一体、どうすればよいのか。

 「アドレナリンがたくさんできるような激しい運動は、交感神経が優位になるので、ストレス発散としては逆効果です。イライラしないことがなにより。会社帰りの電車の中で、『夕刊フジ』などのお色気ページを見るのは一考です。リラックスをしながら少し性欲を刺激することが、男性ホルモンのキープにつながると思います。」(辻院長)

 恥ずかしがらすピンク面も、ぜひ熟読を!

【男性更年期障害チェックリスト】(以下の項目でYESが多いほど危ない)

  1. ①性欲の低下がある。
  2. ②気力の低下を感じる。
  3. ③体力や持久力の低下を感じる。
  4. ④以前より背が低くなった。
  5. ⑤最近、楽しいことがないと感じている。
  6. ⑥最近、もの悲しかったり、怒りっぽかったりする。
  7. ⑦勃起力の低下を実感している。
  8. ⑧運動能力が落ちたと感じる。
  9. ⑨夕食後にうたた寝をすることがある。
  10. ⑩このところ仕事の能力が低下したと感じる。