ED治療薬について
勃起不全あるいは勃起障害のことを、ED(Erectile Dysfunction)と呼びます。
現在、わが国で使用可能なED治療薬はバイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類で、すべてPDE5(フォスフォジエステラーゼ5)阻害薬です。これらは陰茎の海綿体平滑筋の緊張をゆるめ血流をよくすることで、十分な勃起に導きます。
それぞれのお薬に特徴がありますが、副作用や服用の際の注意点はほぼ同様です。
<副作用>
- 血管を拡げる作用により、血圧の低下や頭痛、鼻づまり、腹痛、顔面のほてりなどが起こることがありますが、程度は軽いことがほとんどです。
- 通常の服用に際しての血圧低下の程度は軽いものですが、硝酸薬と併用すると重篤な血圧低下をきたすことがあります。
- 持続勃起症(プリアピズム)は、性的な興奮がないのに勃起が長時間持続する状態で痛みを伴います。4時間以上にわたって勃起が続く場合は、持続勃起症が疑われるため、すぐに医師の診断を受けてください。
- 一時的にものが青く見えたり、まぶしいということがあります。網膜色素変性症の患者さんはED治療薬は服用できません。
<服用に際しての注意>
- ED治療薬をのんでも、性的な刺激がなければ勃起はしません。
- ED治療薬には性欲を増進させる作用はありませんから、やる気がなければ勃起しません。
- ED治療薬は心臓に悪影響をおよぼすことはありませんが、性行為は心臓に負担をかけます。勃起が回復したからといって、張り切り過ぎないようにしましょう。
- 性交渉のだいたい1時間前をめやすに、出来るだけ空腹時に服用しましょう。
<ED治療薬>
● Viagra バイアグラ(50mg錠)【画像】
一般名:クエン酸シルデナフィル製剤
<特徴>
のんで1時間くらいして効いてくる、効き目の持続は一晩というところ。
食事の後(特に脂っこいもの)に服用すると効き目が弱くなる。
● Levitra レビトラ(10mg,20mg錠)【画像】
一般名:塩酸バルデナフィル水和物製剤
<特徴>
のんでから効果が出てくるまでがバイアグラより少し早い。
食後に服用しても効き目に影響ないとされていたが、食後に服用するとやはり効果が減弱するようです。効果の持続はおおよそ一晩。
● Cialis シアリス(10mg,20mg錠)【画像】
一般名:タダラフィル
<特徴>
バイアグラ、レビトラと違って効果が36時間くらい持続する、そのため食事と関係なくいつ服用しても良い。
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